こんにちは!
なんとなく気分が落ち込んでいる。
元気が出ない。楽しくない。
私たちは憂鬱な気分になることがあっても、その原因が解消されれば元気を取り戻したりします。でも、うつ病の場合は良いことがあっても気が晴れず、日常生活に支障がでてきます。
ここではうつ病の方が感じやすい身体と心の症状をまとめてみたいと思います。
- 眠れない
- 一日中気分が落ち込んでいる
- 普通にやっていたことができない
- 興味や楽しみ、喜びがなくなる
- 身体が重い
- 眠れない
睡眠に関する症状を訴えられるかたは多いです。
寝付くまでに30分以上かかる、途中で何度も目が覚める、異常なほど朝早く目が覚める、熟睡感がなくなる
などの症状が続くことがあります。
また、朝、起きなければならないのに起きられなくなるということもあります。特にこの起きられないという症状はうつ病になってから時間が経った後に出てくることが多い症状です。
- 一日中気分が落ち込んでいる
日常生活の中で憂鬱になったり、気分が落ち込んだりというような感情の波は誰でも経験があると思います。それらは、ある程度時間が経つことで次第に癒され回復していきます。
でも、うつ病の場合は気分が落ち込むような明らかな原因が思い当たらなかったり、たとえ問題が解決したとしても気分が回復しなかったりします。なぜだかネガティブな発想しか出てこないで性格が変わってしまったように感じることも少なくありません。暗い気持ちは誰もが感じるような気分ですが、それが一日中ほぼ絶え間なく感じられ、長い期間続くようであれば、もしかしたらうつ病のサインかもしれません。
- 普通にやっていたことができない
うつ病では、生き生きとした感情がなくなり、色々なことに意欲がわかなくなります。
そのために、仕事、家事、勉強、食事、入浴など、基本的な生活ができなくなることがあります。
- 興味や楽しみ、喜びがなくなる
今までは好きだった趣味や関心ごとにも、まったく楽しみを感じられない。何を見ても、何を聞いても、感情が動かない。
また、その前段階として、感情が異常に過敏になることもあります。音がうるさくてテレビが見れなくなったり、眩しくて光がみにくかったりと。急に怒り出したり、暴言を吐いてしまい、自分を制御できないことに気づかれる方もいらっしゃいます。
- 身体が重い
私たちは日常、精神的あるいは肉体的な疲れが生じる状況に置かれていますが、つらいことがあっても、身体のバランスをとれるようになっています。
でも、うつ病になると、疲れるようなことはしていないのに疲れたり、だるくて動けない、というようになることがあります。人によっては座っているだけでも疲れてしまい、すぐに横になりたくなります。
いかがでしょうか?
これらが二週間以上続く場合、専門医の受診を考えられても良いと思います。
うつ病では、
精神的ストレスや身体的ストレスが重なるなど、様々な理由から脳の機能障害が起きている状態
↓
脳がうまく働いてくれないため、ものの見方が否定的になり、自分がダメな人間だと感じる
↓
普段なら乗り越えられるストレスも、よりつらく感じてしまうという、悪循環
こんな悪循環が起きています。
うつ病は、きちんとした治療を受ければ良い方向に向かいます。
また、早めに治療を始めるほど、回復も早いと言われています。
ゆっくり休養をとり、無理せず早めに専門機関に相談されて下さいね。
明日が良い日になりますように!
